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東京と音楽にまつわる話

2023年12月1日
@h12o@mastodon.tokyo

この投稿について

この投稿は、Mastodon.Tokyo Advent Calendar 2023の1日目の記事です。


東京と音楽にまつわる話

金曜日の夜7時に、Mastodonユーザー同士でリアルタイムの音声配信ができるサービス『Audon』(おうどん)を使って、『マストドン東京は夜の七時』という音声配信を何度か行っていまして、ハッシュタグ「#マストドン東京は夜の七時」で予告や様子をお知らせしています。

お聞きくださった方もいらっしゃるとは思いますが、私自身が前回の配信以降の出来事をふりかえるだけの内容です。買ったもの、聴いた曲、行った場所、考えたことなどなどを話しています。Audonに入ってきた方にはすべからく発言を許可しているのですが、聞くだけの方も多いので、見かけたらお気軽にお聞きください。

さて、この配信タイトルの元ネタは、ご存知の方も多いと思いますが、『東京は夜の七時〜the night is still young〜』といえば1993年のピチカート・ファイヴの曲です。

ピチカート・ファイヴの『東京は夜の七時』の副題は『the night is still young』、直訳すると「夜はまだ若い」ですが、「夜はまだ始まったばかり」「夜はこれからだ」という意味があります。つまり、これから盛り上がる、という感じのアッパーな意味なのですね。

ただ、ミュージックビデオを見ると、どこか寂しげ。

歌詞をよく聞くと、何度か「寂しい」という言葉が出てきます。バブルが弾けたあとの不景気な時代の反映でもあると思いますが、「待ち合わせのレストランはもうつぶれてなかった」というくだりには寂寥感さえただよいます。

……と、少々おもしろいコラムを見つけましたので、ここで紹介。

『東京は夜の七時』で主人公は「あなた」に「逢えた」のか?という問いの答えを歌詞から見つけるというもの。答えそのものはコラムを読んでいただくとして、東京という街そのものがはらんでいる寂しさというものを、私はときどき思うのです。

東京という街そのものの寂しさについてはもうひとつ、DJ KOMORIの『TOKYO HOMESICK』という曲を紹介します。

  1. DJ KOMORI - TOKYO HOMESICK -I’m right here- (feat. aimi)【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
  2. DJ KOMORI / TOKYO HOMESICK -Re:Start- feat. Linus【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

Mastodon.Tokyoの運用にまつわる作業をするときによくかける曲が、偶然かもしれませんがバージョン4のMastodonのアセット群と似た色使いのビジュアルで流れるこれらの曲です。